黒にんにくの殺菌効果|病原性大腸菌(O-157)

大腸菌-黒にんにく培養6時間後
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病原性大腸菌O-157の特徴

ほとんど無害と言われる大腸菌ですが、なかには下痢などの症状を起こすものがあり、総称として「病原性大腸菌」と呼ばれています。病原性大腸菌には4種ありますが、O-157はその中の「腸管出血性大腸菌」の代表的な細菌です。

O-157の感染力は非常に強く、100個程度のO157が体内に入っただけで発症します。
多くの食中毒では100万個以上の菌が体内に入らないと発症しないことからみてもかなり強力です。

近年、O157による食中毒による死亡事故なども発生している事はニュースなどでも皆さんもご承知だと思います。
※死亡者が出るほどの毒性のある大腸菌は、正確には「O-157:H7」と分類されます。

O-157の生存・増殖条件

・水中や土の中で数週間~数ヶ月間生きています。
・低温に強く、冷蔵庫内でも生きています。
・酸性に強く、食物を通して胃に入ったO-157の大部分は胃酸にも負けずに生き残ります。
・増殖は、温かくて栄養分と水分がある所で盛んになります。
高熱には弱く、75度で1分間以上加熱する事で死滅します。

O-157の感染しやすい時期

食中毒は、気温が高い初夏から秋にかけて発生しやすくなります。
これから冬に向けて寒くなる時期ですので、食中毒は発生しにくくはなりますが、室内は適温に調整されている家も多いので、常に清潔、乾燥を心がけるとよいでしょう。

また、体内に入ると、大腸で増殖します。少量で発症するO157は特に注意が必要です。

熟成黒にんにくの殺菌効果の証明

写真(下)は熟成黒にんにくに病原性大腸菌(O-157)を加えたものです。

病原性大腸菌(O-157)下の写真は、それを6時間置いたものです。
滅菌され菌がかなり減少しているのがみてとれます。

大腸菌-培養6時間後(財団法人日本食品分析センター)

生にんにくの滅菌効果はよく知られていますが、熟成によってパワーアップした黒にんにくの
滅菌効果には驚くべきものがありますね。

日頃から食物の取扱いや、台所の整理整頓などは大切ですが、それに加えて、熟成黒にんにくを毎日食べる事で、体内からも予防をしましょう!!

 

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